フィリップ・セルウェイの肝煎りでシーンに登場したジェイムズ・ヨークストンの新作は、ダブルベース・プレイヤーのジョン・ソーン、サーランギー奏者のスハイル・ユフス・カーンとの共演盤だ。インドの古典音楽とアイリッシュ・トラッドを行ったり来たりしながら、ヒーリング効果の高いイージー・リスニングを展開している。ラル・ウォーターソンのカヴァーあたりは、サッチャル・ジャズ好きにもぜひ聴いてもらいたいな。