いまやAOR先進国と言って差し支えないスウェーデンから、スティーリー・ダンエアプレイを彷彿とさせる完全無欠のライト・メロウな新人が登場。しかもまだ21歳というから末恐ろしい。ただ、このシルキーでポップな音楽性は、別に往年のAORを引き合いに出さずとも、イックバルなどの〈シティー・ポップ〉と並べて聴いたほうが、しっくりくるんじゃないだろうか。ぜひ東京インディー系のリスナーにも聴いてもらいたい。