こんな家族はそうないでしょう。3人が皆同じクラリネットを吹いているまではありそうだが、皆、クラシック界の頂点に立つ超一流奏者というのは、まさに奇跡的。昨今ソロ・アルバムも2作発売し、飛ぶ鳥を落とす勢いのアンドレアスは2011年にベルリン・フィルの首席奏者に就任、父エルンストは1983年よりウィーン・フィルのソロ奏者、兄ダニエルも2009年より同職という、まさに黄金の家族。このアルバムは、2005年に結成した 「ザ・クラリノッツ」のデビュー盤で、家族だからこそ、決して妥協しない姿勢のもと、極めて高次元でのアンサンブルを実現しています。まさに、血の結束の成果。