アルゼンチンの音楽家カルロス・アギーレの描く音像風景と共鳴する、世界の美しい音楽を集めて紹介するレーベル〈bar buenos aires〉の最新コンピ。カルロス・アギーレの次世代を担うアルゼンチンのコンテンポラリー・フォルクローレ・シーン屈指のピアニスト/コンポーザーであるセバスティアン・マッキが、このアルバムのために新たに書いた楽曲《Flor》は、繊細なピアノ・タッチと優しい余韻が印象的で、この作品のコンセプトを鮮やかに表現している。心地良く、耳障りの良いこの作品は作業中のBGMにも合うが、繊細な音の美しさや余韻にじっくりと浸ってみて欲しい。