2016年2月度〈タワレコメン〉洋楽編:選出アイテムは以下の2作品!!

 

HINDS Leave Me Alone Lucky Number/Mom+ Pop(2016)

【推薦コメント:梅田大阪マルビル店 宮部】
NYのキャプチャード・トラックスから世界デビューを果たした10代のバンド、モーンに続き、同じくスペインから素晴らしくクールなセンスと若くフレッシュな才能を持つガールズ・バンドが登場! ヴェルヴェット・アンダーグラウンド的な気だるさ全開のヘロヘロなローファイ感に、ベスト・コーストのような陽気なサーフ・ポップ感を持つ女の子4人組、ハインズ。お世辞にも歌が上手いわけでもなく、飛び抜けた演奏力があるわけでもないですが、一度聴いたらなぜか頭の片隅に残るギター・リフや、絶妙なヴォーカルのハモリに宿る、スペインの真っ赤な太陽を思わせるカラッとした雰囲気に自然と心惹かれます。どちらかというと冬より夏にぴったりなサウンドなので、今年の夏はジャケット写真のようにヨレヨレのTシャツを着てビール片手に聴きたい!

 

CONQUER DIVIDE Conquer Divide Artery(2015)

【推薦コメント:新宿店 藤林】
パラモアmeetsアーチ・エネミー!? ルックスはキュートですが音は超ヘヴィー! 怒号のようなスクリームと、エモーショナルなクリーン・ヴォーカル、パワフルでエッジの効いたサウンド。どれをとっても男子顔負けの圧倒的な迫力を持った、大注目ガールズ・メタルコア・バンドです。昨年のサンズ・オブ・テキサスに続くタワレコ発信のグループで、有名メタル・バンドに匹敵するビッグ・セールスを記録中。いまふたたびメタル/ヘヴィー・ロックが熱い!ということを証明してくれる快作です!

 

THE ONGOING CONCEPT Handmade Solid State(2015)

【推薦コメント:洋楽1部 粟野】
激しくカオティック、それでいて絶妙にポップでキャッチーという相反する要素を成立させた傑作! アグレッシヴなヘヴィー・チューン満載ながら、カントリー風味の曲などもあり非常に振れ幅が広いです。軽快なホーンと重たいギター・サウンドが同居するメタリック・ディスコ・チューン“Feel”と、扇情的な電子音とキャッチーなコーラス&シャウトが耳に残る“Unwanted”が特にキラー! 個人的には2000年代前半に活躍したブラッド・ブラザーズを思い出しますが、マキシマム ザ ホルモンのファンにも聴いてほしいです。

 

2月度の選考を勝ち抜いたのは上記の3作品! アイテムはいずれもリリース済みです。入荷状況は店舗により異なりますので、気になる方はお近くのショップへお問い合わせください。次回は2016年3月度のレポートをお届けしますので、お楽しみに!