近年は映画やドラマ、CM音楽を数多く手掛けるほか、アーシュラ1000のカムバック作に客演するなど、レトロでジャジーなエレクトロ・スウィングで活躍の場を広げるモーション・ワーカー。この8作目はほぼすべての作業を一人で行ったという渾身のセルフ・タイトル作だ。“Now That's What I'm Talkin' Bout”で聴けるようなファンクネスは一定の世代には懐かしくもあり、いまの時代には洒脱なセンスが新鮮に響くかも。