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【tofubeatsの棚の端まで】第36回 自分が40歳になっている時のことなんて1ミリも想像つかない~METAFIVEら大先輩の3作品!

まだまだ端に辿り着かないまま3周年に突入! ポジティヴに年齢を重ねる連載フロム神戸!

昨年はBONNIE PINK氏の20周年ライヴにゲストとして出演させていただいたり、さまざまなヴェテランの方々とご一緒させていただいた一年でした。そういえば僕の好きなアーティストの方々はちょうど20年くらい活動をしている方が多いような。20年も音楽で食っていくだなんて一体どうやったらそんなことになれるんでしょう。〈壮年〉という言葉もありますが、荒野の時代、若手より力のある壮年勢がむしろ最近活発です。RUBYORLAさんからHarp On Mouth Sextetの新作が突然届いていたり、生きてたら活動20周年超になるはずのハラカミさんも過去作がまとめてリイシューと、これは流れがあるとしか言いようがありません。この連載だって36回ってことはまだまだ3周年。原稿では真面目な風なこと書きつつ、ついついダラダラしているようではダメかもしれません。

 

METAFIVE META ワーナー(2016)

ジャケの黄色いステッカー、フィルムを剥がすとアレ?と思いますが弱粘性なので剥がせる模様です。高橋氏の音頭で集まった日本エレクトロニック・ミュージックのスターたちによる夢の競演なのですが肩肘張らず楽しく作りました感さえ全編から漂う快作。リード曲“Luv U Tokio”のサラッと入るメロについての問い合わせを方々から受けますが、僕は何も知りませんのよ。最近のアルバムで一番ドライヴに合います。

 

ACO Valentine AWDR/LR2(2015)

メジャー時の音源も大好きですが、『devil's hands』『LUCK』『TRAD』とここ数作には必ず愛聴曲が入っています。レコーディングの感じ的にもここ数作のなかでも好きになってきています。“悦びに咲く花”が30万枚売れてた時代もすごいですが、そんな人が時間を重ねてこうなれるのか、と思うと音楽制作を長く続けたい気持ちに。

 

藤井隆 ザ・ベスト・オブ藤井隆 AUDIO VISUAL よしもとアール・アンド・シー(2015)

たかだかリリース1年強の拙作音源も入れてくださってありがたい限りですが、ここ1~2年で見させていただいた藤井さんの後ろ姿に、プロというのはどういうことなのか強く考えさせられることが増えました。プロは本業以外にも手を抜かない、というか藤井さんの職業には歌手とも書いておいてほしい、そう思える一枚です。濃厚な歴史をぜひ。

 


tofubeats(トーフビーツ)
90年生まれ、神戸在住のトラックメイカー。G.RINA℃-uteSMAPTeddyLoid藤井隆平井堅スカイラー・スペンスRIP SLYMEらの楽曲を手掛け、自身の『POSITIVE』のリミックス盤となる『POSITIVE REMIXES』(unBORDE)が好評リリース中! CHERRYBOY FUNCTIONをはじめ、中田ヤスタカ小室哲哉ILLICIT TSUBOIin the blue shirtPART2STYLE sound$OYCEEらリミキサーそれぞれの手腕に大注目ですよ。その他の詳細は〈www.tofubeats.com〉にて!

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