まだ20歳ながら包容力のある歌声を持つシンガー・ソングライターの2作目。土の匂いを感じさせるフォーキーなナンバーや情の深いバラードなどが並ぶなか、弾む16ビートとストリングスに胸が躍る“Growin' Up”、ゴスペル的な昂揚感を持った“青いバス”といったアップ・チューンが特に光っている。豪奢なアレンジが施された“眩しく優しく強く”でもわかるように、分厚いサウンドを突き破るような声のパワーが魅力だ。