爽快に突き抜けたヴォーカルと洒落たコードワーク、ダンサブルでエネルギッシュなプレイという持ち味が伸び伸びと発揮されたメジャーからの2枚目のフル・アルバム。前作より続くフォーク~カントリー路線の“ビートクラブ”“ツインズ”は強力だし、オールドタイミーなピアノ・ポップ“チルタイム”、クーラ・シェイカーが祭囃子を演奏したような“ヒートアイランド”など、遊び心とアイデアを巧みに混ぜ込む手際も鮮やかだ。