COLUMN

新たに覚醒した〈スター・ウォーズ〉で踊ろう! バウアーやフライロー、ブレイクボットら豪華アクトが持ち味発揮した好コンピ

THE FORCE AWAKENS
新たに覚醒した〈スター・ウォーズ〉で踊ろう!

VARIOUS ARTISTS Star Wars Headspace Hollywood/ユニバーサル(2016)

 昨年末に公開された〈フォースの覚醒〉の記録的な盛況を受け、早くも〈エピソード8〉の撮影開始が伝えられている〈スター・ウォーズ〉シリーズ。今度は興味深い企画コンピ『Star Wars Headspace』にて帰還です! これはリック・ルービンを総合プロデューサーに据え、主にダンス・ミュージック中心にまとめられたもの。いわゆる〈リミキシーズ〉ではなく、劇中で使われている発射音や鳴き声のようなSEなどが音素材として提供され、それらを活用してクリエイター陣がオリジナル曲を自由に制作するという試みです。先行してリック自身による“NR-G7”が公開されていましたが、アルバムには注目の豪華なメンツがドッと集結しています。

 冒頭で重々しく響くのはカスケイドによるシンセ・ファンク“C-3P0's Plight”。そこからGTAトラップトロイボーイのクリスピーな“Force”、新作も発表したばかりのバウアー……とマッド・ディセント系列の悪童たちがノリノリで遊びまくり、全体の下世話でモダンな彩りを印象づけます。往時のフィジェット感も帯びたクロード・フォンストローク、初期の音を想起させるフライング・ロータスなども注目でしょうし、ボノボの幻想トロニカ、ロイクソップエレポップ、他にもラスティーシュローモギャランティス……と、ブレイクボットの終曲に至るまで、お題を忘れるほど各々が持ち味を発揮しているのも好ポイント。本編のマニアはもちろん、そうじゃなくても豪華すぎる顔ぶれのスペイシーな新曲コンピとして楽しめるはずですよ! 

タワーアカデミー
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