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LFJ 2016 Recommended Discs

MAX RICHTER 25%のヴィヴァルディ RECOMPOSED BY マックス・リヒター ヴィヴァルディ: フォー・シーズンズ(四季) DG/ユニバーサル(2014)

庄司紗矢香が当音楽祭で演奏する事でも話題のポスト・クラシカルの第一人者マックス・リヒターが再創造したヴィヴァルディの 《四季》。過去と現代が美しく再構築された心地よいアンビエントの世界。

 

KARL MUNCHINGER,STUTTGART CHAMBER ORCHESTRA ヴィヴァルディ: 協奏曲集 《四季》(2種)〈タワーレコード限定〉 TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus(2015)

2016年のテーマ 「ナチュール-自然と音楽」にふさわしい、イタリア風の軽やかなメロディと、ヨーロッパの春夏秋冬の様々な情景を描写したヴィヴァルディの《四季》。録音時期の異なる2種の《四季》が収録。

 

MARTHA ARGERICH サン=サーンス:組曲 「動物の謝肉祭」、他 DECCA/ユニバーサル(2015)

名曲 《白鳥》など、様々な動物の名前などが付けられた14曲の小品からなるユーモアと皮肉に溢れた組曲。アルゲリッチクレーメルといった、垂涎の名演奏家が集ったこの作品の永遠の名盤。

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PIERRE-LAURENT AIMARD メシアンへのオマージュ DG/ユニバーサル(2008)

今回初出演となる注目のピアニスト、ピエール=ロラン・エマール。現代音楽を得意とするエマールがメシアンの傑作「鳥のカタログ」を演奏します。ピアノで表現する鳥が新鮮! このアルバムには 《鳥のカタログ》から2曲収録。

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RAFAEL KUBELIK スメタナ: 「わが祖国」(全曲) コロムビア(2010)

流麗な悠久のメロディが印象的な、クラシック王道の名曲スメタナの 《モルダウ》。民主化革命により42年ぶりに祖国の土を踏むことになったクーベリックと、チェコ・フィルによる感動の名演。

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GIDON KREMER フィリップ・グラス:アメリカの四季 DG/ユニバーサル(2015)

ヴィヴァルディの 《四季》を意識して作曲されたグラスの 《アメリカの四季》。4楽章のどれが “春夏秋冬”か明記されておらず、想像に委ねられています。ひんやりとした空気感。ミニマルな音型が優しくループする。

 

PIERRE BOULEZ,ORCHESTRE NATIONAL DE FRANCE ストラヴィンスキー: 春の祭典, 4つのエチュード<タワーレコード限定> COLUMBIA X TOWER RECORDS/The Valued Collection Platinum(2016)

作曲家のイマジネーションの世界を探る。様々な表現が凝縮されたストラヴィンスキーの 《春の祭典》は、荒々しく強烈なリズム、複雑な変拍子、当時どれもが衝撃を与えました。革新に満ちたブーレーズ初期の名演。

 

エマニュエル・レベル,西久美子 ナチュール 自然と音楽 アルテスパブリッシング(2016)

『熱狂の日』音楽祭 “初”の日仏共通オフィシャル・ブック。音楽祭のテーマである 「自然と音楽」の多様な関係性=ヴィヴァルディの 《四季》といった作品、そして時代から見た自然への考察など興味深い内容盛りだくさん。

 

小沼純一 音楽に自然を聴く 平凡社(2016)

音楽と自然と私たち…様々な“カタチ”で繋がり、そして広がる世界。楽器のこと、自然のことなど様々な角度から、一つずつ丁寧に紐解いていく。「聴く」時の想像力が増して、初々しく感じることができそうです。