前EPから3か月で到着したセカンドEPは、Especiaなどを手掛けるHI-FI CITYとの共作に。ハウスやR&Bマナーのシンセ・ポップが並ぶトレンディーな前半もキャッチーだが、80年代のAORヴェイパーウェイヴとして解釈したような後半の“painter”“nichijoh”の爽やかすぎて歪な佇まいに驚かされる。シティー・ポップのど真ん中を行くようで逸脱しているという、不敵な野心に満ちたおもしろい一枚だ。