LA移転後のモータウン作品や、ドナルド・フェイゲンなどのAOR名作に参加してきた伝説的ドラマーが71歳にして初リーダー作をリリース。ギター、ベースとのトリオ編成によるインストが中心で、スクエアなビートが推進力を生むジャズ・ロックやフュージョン・ソウルは往時の西海岸サウンド直系。正確なドラミングから付いた自身のニックネームを表題に掲げたのも伊達じゃない、ミュージシャンの矜持が詰まった一枚だ。

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