“Sutphin Boulevard”を連想してブラッド・オレンジのフォロワーかと思う人もいそうだが……それよりもっと単純明快だった。昨年のEPで注目されたノースキャロライナ出身の新進がキャプチャード・トラックスからアルバム・デビュー。シックリック・ジェイムズあたりを参照したカクテル・ブギー/ファンクを元気なヴォーカルでライトに歌いまくる作りは、良くも悪くも裏表のない快活なワナビー感が清々しい、かも。