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潜入〈タワレコメン〉会議 2016年5月度・邦楽編:ポップさ際立つ2組―The Floor、ナードマグネットを観て聴いてチェック!

全国のタワーレコードのスタッフが、己の〈耳〉と〈直感〉だけを基準に世間で話題になる前のアーティストの作品をピックアップし、全店的なプッシュへと繋げる企画〈タワレコメン〉。これまで、相対性理論ceroKANA-BOON雨のパレードD.A.N.、洋楽ではチャーチズマーク・ロンソンタキシードスカイラー・スペンスチャーリー・プースといった現行シーンの最前線で活躍するアクトをいち早く発掘しており、現在は月1回のペースでオススメ・アイテムを紹介しています。Mikikiでは、そんなタワレコメンの選定会議に潜入し、作品の魅力を視聴コンテンツと共にお伝えする特集を連載中! 今回は5月度の邦楽編です!!

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タワーレコード新宿店にて行われたタワレコメンの会議。邦楽担当の腕利きバイヤーたちがオススメのアイテムを持ち寄り、会議室へ集まります。今回も何百タイトルという新作のなかから選ばれた、計7タイトルの音源を聴き比べ、熱い議論の末にタワレコメン・アイテムを絞り込みました。厳しい予選を勝ち抜いたのは……以下の2タイトル!!

 

★2016年5月度〈タワレコメン〉邦楽編:選出アイテム 

The Floor ライトアップ Yumechika/lilc(2016)

北海道・札幌を拠点に活動する4人組、The Floorのファースト・ミニ・アルバム『ライトアップ』がタワレコメンに! 凛とした歌声と細やかなギター・プレイ、タイトなリズム・アンサンブルを組み合わせて、溌剌としたダンス・ロックを鳴らしています。スマートにまとまった音源からは演奏力の高さも窺え、推薦バイヤーも〈ライヴを観ると誰しも一目惚れしてしまう〉と力説していました。


【推薦コメント:第一店舗統括部 藤川】
前月選ばれた最終少女ひかさもそうだけど、札幌の若手に勢いがある。とは言っても、以前から北海道〈出身〉のビッグネームは枚挙に暇がないが、東京進出後に全国区になるのがほとんど。近年も才能溢れるバンドはたくさんいるが、なかなか道外には波及せず、期待を一身に背負って東京に出ても伸び悩ぶケースが多いなか、ようやく地元にいるまま巨大化しそうなバンドに出会えた。バンド名やジャケットからはダンサブルなサウンドを想起するが、一聴すればわかるように、いたってストレートかつ瑞々しいJ-ROCK。なによりポップだ。大きな会場で喝采を浴びる姿が目に浮かぶ。まだまだ若いけれど、ここ最近のタワレコメンのなかでは、誰よりも速く(ライブの規模において)ホール・クラスにまでのし上がる可能性を秘めたバンドだと思っている。

 

ナードマグネット CRAZY, STUPID, LOVE THISTIME(2016)

続いて選出されたのは、ナードマグネットのファースト・アルバム『CRAZY, STUPID, LOVE』。5店舗からの推薦を受けており、会議では熱のこもったプレゼンが繰り広げられました。すでに結成10年目を数え、拠点である大阪では多くの若手バンドから支持されている彼らのサウンドは、ウィ―ザーファウンテインズ・オブ・ウェイン直系の王道パワー・ポップ。力強いロック・アンサンブルと胸をキュンとさせる歌心を、推薦スタッフは〈青春の味〉とプッシュ!


【推薦コメント:あべのHoop店 岡】
大阪から関西へ、関西から全国へと着々と知名度を上げ、リスナー
の心を鷲掴みにしているナードマグネット!! USパワー・ポップからの影響を、巧みに自分たちの曲に採り入れています。鋭さを持ちつつもキャッチーで心地良く耳に残る楽曲と、人間臭さたっぷりの切なく甘酸っぱい歌詞がたまりません! こんなにも感情に突き刺さるのは、きっと彼らが音楽を愛してやまないからこそ。辛口リスナーも首をタテに振るナードマグネットの正真正銘の〈名盤〉をぜひ。

 

4月度の選考を勝ち抜いたのは上記の2作品でした! アイテムはいずれもリリース済み。入荷状況は店舗により異なりますので、気になる方はお近くのショップへお問い合わせください。次回は2016年6月度のレポートをお届けしますので、お楽しみに!

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