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〈不死鳥の灰〉を和洋折衷なサウンドたらしめた音楽的ルーツを紹介!
日本の音楽をリスペクトしてやまないPHOENIX ASHの面々だが、もちろんそこばかりに執心しているわけではない。そのワイルドな風貌からも想像できる通り、彼らの根底に流れるのはメタルの血だ。なかでもメンバーが口を揃えてフェイヴァリットに挙げるのがドリーム・シアターで、ドラマティックな曲展開やテクニックの面で大きな影響を受けた模様。他にも、リーダーのアーロンはチルドレン・オブ・ボドムなどのメロディック・メタルやグリーン・デイをはじめとするポップ・パンク、ショーンはキャメロット、ロウはペリフェリーが大好きだとか。また、バンドの音楽性とは直結しないが、キャメロンは学生時代からフィッシュの大ファンで、そのギタリストであるトレイ・アナスタシオが憧れの存在だと言う。
そして日本勢では、YouTubeでカヴァー動画を公開しているONE OK ROCKを筆頭に、UVERworldやギルガメッシュ、L'Arc~en~Ciel、Do As Infinity、藍井エイルなどの名前が。特にabingdon boys schoolのヴォーカルでもある西川貴教のT.M.Revolutionはメンバー全員のお気に入りで、そのサポートを務めるIKUOのメロディックなベース・フレーズにロウは多大な影響を受けたとのこと。洋邦問わず柔軟に音楽を吸収する彼らの姿勢が、この先どんな楽曲を生むのか楽しみ! *北野 創