ジャケのポーズはいまだに謎だが、音にも同様のインパクトが残る。アダムスキーと組んでシンセ・ポップ方面から出てきたことも忘れられるほど、この2作目ではトリップホップ時代も横目で睨んだような重厚な音像を纏い、奥行きのありすぎる歌声の迷宮をスピリチュアルに構築。“Kiss From A Rose”のヒットによって全米侵攻にも成功したUKの星。