前作でサウンドを様変わりさせてみたリチャード・フィアレスのユニット、デス・イン・ヴェガス。この5年ぶりとなる新作ではよりテクノ色を強めていて、トランスアンビエント、さらにはEBMインダストリアルの要素を取り込み、陶酔感たっぷりのダークウェイヴ風味に仕上げている。ヴォーカルで参加している女優サーシャ・グレイのセクシーな声も効果的。リチャードのルーツであるスロッビング・グリッスルに近づいてきたか?