3年ぶりのフル・アルバム! ユルユルのDJイングはポエトリー・リーディングを交えることで独自性がより増した印象で、スーパー・キャット“Come Down”をモチーフにしたナンバーでの開幕から、〈Come Home〉をデジタル化したようなe-mura製のオケやHome Grownの演奏によるジャイヴジャジー・ヒップホップなどを飄々と乗りこなしていく姿が痛快です。何となく初期イルリメのストレンジな感じを思い出しました。