前作で生ジャズに挑んだクァンティックが、今度は6年ぶりに南国ダブ・プロジェクトを復活。いままで以上にレゲエの領域へ深く足を踏み入れていて、アップセッターズっぽいファンク味の効いた演奏のせいか、70年代半ばのリー・ペリー作品に通じる風合いがあります。U・ロイアリス・ラッセルのコンビ・チューンや、クリストファー・エリスアルトンの息子!)が歌うタミー・テレル曲などマジで聴きどころだらけ。