マック・ドレーの遺志を継ぐクレスト・クリーパーズの一員で、マック・モールの後見を受けていたキング・クリーパーことボス・ホッグの、公式盤としては(たぶん)3作目。メッシー・マーヴとのビーフもあった血気盛んな表情は、唾を吐くような語りで直情的に迫る“Middle Finger Up”や“Killa”に顕著だ。もちろんポスト・ハイフィー世代の柔軟さはアーバンな定番使いの佳曲“Time”などに表れている。ベイ好きにはマストで。