約1年半ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。タイトル曲をはじめ、確信犯的に能天気なエレクトライブの音色が飄々とリードするなか、狂ったテンションでこれみよがしに乗っかる叫び声とノイズ・ギターは健在で、ポスト・パンクやエキゾ音楽をシェイクしつつ、これまでよりもポップでユーモラスに聴かせる。彼らには珍しく長尺(4分弱)の“Pee-hya-ra”なんて、その進化をわかりやすく表していると思う。