前作『The Where』がカナダのグラミー賞と言われるJUNO賞にノミネート!E.S.T.The Bad Plusなどの系譜に連なるポスト・ロック的要素を持ったジャズ・ピアノ・トリオの日本デビュー作となる本作。静かな出だしからビートが牽引し徐々に高揚してゆく《Unnamed Cells》に顕著なように、リリカルな美世界と緻密に練り込まれた楽曲展開が実にスリリング。先日ブルーノートから作品をリリースし、来日公演も大盛況だったイギリスのGOGO PENGUINをはじめとして、群雄割拠の次世代ピアノ・トリオのなかでも実力、音楽性ともにトップ・クラス!!