COLUMN

原田郁子やトクマルら参加! 大友良英が監修、演者と観客がコラボする参加型フェス〈アンサンブルズ東京〉が今年も開催

大友良英

 

大友良英監修、参加者とミュージシャンがコラボする参加型フェス!

 アンサンブルズ東京という音楽祭が、9月4日に東京駅前丸の内行幸通りで開催される。アーツカウンシル東京が主催するこのイヴェントは一般のフェスと違い、演者側と観客の垣根を超え、参加者とミュージシャンがコラボを行う参加型フェスを指向しており、音楽、表現、イヴェントの新たな形、可能性を提案する非常に挑戦的な試みを内包している。それもそのはず、当イヴェントは大友良英が芸術監督を務め、総合的なディレクションを行っているのだ。大友と言えば長年の多岐にわたる活動の中で、これまでも音遊びの会(知的な障害を持つ人を含むアーティスト集団)との演奏や、アマチュア/プロを問わない一般公募の参加者とのオーケストラFUKUSHIMA!などの活動を積極的に行ってきた。

芳垣安洋とOrquesta Nudge! Nudge!
 
フレッド・フリス

 昨年はテニスコーツ渋さ知らズらが出演し開催されたが、今年もいしいしんじ原田郁子トクマルシューゴフレッド・フリス芳垣安洋Orquesta Nudge! Nudge!といった大友縁のアーティストが多数参加する事が決まっている。また、イヴェントに先駆けて、上記アーティストらによるうた、即興、リズム、楽器/非楽器によるワークショップも開催され、参加者にとっては第一線のアーティスト達と直に交流し、音を発するまたとない貴重な機会が用意されている。他にも、プロジェクトFUKUSHIMA!と共に大風呂敷アートを参加者で作り、会場を飾る催しも予定されている。イヴェント当日はワークショップ参加者と上記アーティストがコラボレーションして演奏を行う。

トクマルシューゴ

いしいしんじと原田郁子

 それぞれの立場を超えた多様な文化や、個々人の経験、音楽を表現する為の巧拙を全て抱き止め、音楽の形式的なヒエラルキーなど、そういったものを取っ払って奏でられる音、音楽。また、東京という国内外あらゆる地域の人が集まって形成される特異な地の玄関口で鳴らされるという意味。音楽という手段でもって新たなコミュニケーション、音楽の場の可能性を提示する類稀なる試みにぜひ注視していきたい。

 


LIVE INFORMATION

『アンサンブルズ東京』
芸術監督:大友良英
出演:大友良英/いしいしんじと原田郁子/トクマルシューゴ/フレッド・フリス/芳垣安洋とOrquesta Nudge! Nudge!/プロジェクトFUKUSHIMA!/ワークショップ参加者
◎9/4(日)開場15:00/開演15:30
会場:東京駅前丸の内側(行幸通り) 入場料:無料
www.ensembles.tokyo

GR'18