この本の著者が過ごした80年代のJ-POP&洋楽体験は僕自身のそれとほぼ同じ。長渕、チャゲアス、浜省、ユーミン、みゆき、エア・サプライエイジアetc。またリアルタイム世代にはおなじみのキーワードも登場。『ザ・ベストテン』、モーリスの3万円のアコギ(今でも持ってます)、ハイ・ポジションのカセットテープ (いい音でエアチェック)、日本平HOT JAM80(TVで見て、RCサクセション初体験)、月刊『明星』歌本などなど。音楽は音楽以上の大きな意味を持ち、光り輝いていた時代だったと思う。当時「つまらない大人にはなりたくない」と思っていた80s世代必読書。