デビュー以来、ブラジル音楽界最高の歌姫として君臨するマリーザ・モンチ。本作は彼女が長年続けてきたブラジル内外のアーティストとのコラボレーション楽曲から13曲を厳選。これまでベスト・アルバムなどを発表していない為、自身のアルバムや別のアーティストに収録されていた楽曲がまとめて聴けるこのようなセレクション・アルバムは大変貴重。さらに、アルゼンチン人のグスタヴォ・サンタオラージャとともに録音された“Fumando Espero”という、これまで未発表の音源も収録。このような多様なコラボレーションの経験がマリーザの芸術的とも言える独自性に繋がっているのだろう。