今月の素敵音楽 from 2Dao and more!
初フル・アルバムから間髪入れずに「マクロスΔ」の新オープニング/エンディング・テーマを収めた両A面シングルが到着。美麗なヴォーカル・フォーメーションに感嘆しきりのドラムン・ポップ“絶対零度θノヴァティック”やJUNNAのパワフルな歌声がリードするラテン歌謡“破滅の純情”、坂本真綾×北川勝利のコンビが手掛けた切ないミディアムなど、美曲ばかりの一枚です!
快調にシングルを重ねるMayuとTom-H@ckのデュオによる新作には、「Re:ゼロから始める異世界生活」のオープニング曲と挿入歌の2曲を収録。回転系のビートと疾走するストリングスにファルセット交じりのエモーショナルな歌声が映える“Paradisus-Paradoxum”と、ダーク&シリアスなEDM調の“theater D”、いずれもどこか不穏な神秘性を孕んだ仕上がりとなっています。
ヴォーカルに声優アーティストの幸田夢波を迎えたシングル。劇伴も担当する「Fate/kaleid liner プリズマ☆ドライ!!」のエンディング・テーマの表題曲は、無機質気味な歌と好相性の幾何学的なテクノ・ポップ。エレドラがポップに弾むカップリングは、言葉遊びをしつつメッセージが真っ直ぐ伝わる歌詞にもグッときました。
「ベルセルク」のエンディングを担う“瞑目の彼方”は、本人が作詞、鷲巣詩郎が作曲、そして鷲巣とCHOKKAKUが編曲という布陣の壮大なミディアム。透明な歌声が重層的にたなびく幻想的なサウンドスケープにうっとりします。童謡的なメロディーをドリーミーな音像で包み、さらにミステリアスな歌詞を乗せた“キミミクリ”もやなぎらしい世界観。ほか、タイトル曲の英語版も収録。
やなぎなぎもリスペクトするシンガー・ソングライターの30周年記念盤が到着。悠木碧や手嶌葵への楽曲提供、Charaや安藤裕子のライヴでのコーラスなど外仕事でも評価を得る彼女だけあって、ノスタルジックにもファンタジックにも振れるオーガニックなアンサンブルと、クリスタルな美声は本当に絶品! ゲスト・プレイヤーとしてミトや吉野友加(tico moon)らも参加。