シンガーとして引っ張りだこなアムステルダムのDJ/プロデューサーによるソナー・コレクティヴからの2作目。自作ではサウンド面もみずから手掛け、前作のゆったりジャジーでメロウな雰囲気から一転、グルーヴを強調した音作りになっていて、透明感のある軽めの歌声も巧く活かしている。ジャミロクワイペット・ショップ・ボーイズを掛け合わせたような感じで、〈アーバン〉〈コンサバ〉といったキーワードが似合う作品。