近年はクッキン・オン・スリー・バーナーズとの共演も記憶されるメルボルンの女傑が、彼らと同じフリースタイルから4枚目のソロ作を発表。バンブースの盟友ランス・ファーガソンとの共同制作という環境に変化はないものの、今回はジャケの通りに80年代のブギーブラコン方面に意匠を固めてきた。チャカ・カーンDトレインらへの憧憬も垣間見せた都会的な出来映えは、ウブなソウル童貞の語彙も豊かにしてくれるはず。