サブ・ポップから移籍して心機一転、ポスト・ロックの代表格が放つ6年ぶりの新作。チルウェイヴ以降なインディー・ムードの漂うユルいビートとシンセの絡みが、ヒタヒタとリスナーの身体中に侵食し、以降もラテン・アンビエントや70s風のサイケ・ロックなど、あの手この手でトリッピーな音を届けてくれます。白眉はジャジー・ヒップホップ好きにもアピールできそうなヴォーカル曲“New Soul”。ひたすら気持ち良い!