ロウ・アンセムジョシー嬢率いる3人組から2作目が到着! アバカーペンターズを足して2で割ってドリーム・ポップ漬けにし、そこにエスペランサ・スポルディング的な〈新しいジャズ〉感をちょっぴり足したような内容で、指揮官のデヴィッド・レンチらしい音響も交えつつ、あくまで歌を中心に据えている点が素晴らしい。〈現代人の抱えるジレンマに寄り添った作品〉とのメンバーのコメントも、聴けば何となく頷ける。