前作からの4年間、グラント・ニコラスはソロ・デビュー、タカ・ヒロセMuddy Apesを結成と、個別の活動が目立っていたフィーダーが、その経験をエネルギーに新たなケミストリーを生み出した。歌声はよりエモーショナルに、ベースはよりラウドになり、なかにはオルタナ・メタルの枠で括れそうな曲も交え、アルバムの最初から最後まで手加減なしで疾走する。〈待ってたぜ!〉と諸手を挙げて歓迎したい力作。