古希の年に出した初ソロ作から4年ぶりに放つ、オージェイズの看板リードによるセカンド・アルバム。亡き息子の盟友エドウィン・ニコラスらがバックアップし、70sフィリー・ソウル感を再現した“Say It Ain't So”や“I Let Go”など、随所でオージェイズを連想させる仕掛けは前作以上。ロック調やレゲエ調も飛び出すが、熟した熱い力唱がソウルに踏み止める。女声コーラスを交えた表題曲は美しくメロウな極上スロウだ。