いままで連絡ノートをあまり書いていませんでしたが、オン先輩がずっと守り続けてくださったのだから、私たち後輩もきちんと引き継がないと! というわけで、最近のお気に入りCDを紹介します。

 

CYNDI LAUPER She's So Unusual: A 30th Anniversary Celebration Epic/ソニー(2014)

 まずは、シンディ・ローパーが83年に発表したデビュー作の拡張版『She's So Unusual: A 30th Anniversary Celebration』。歴史に残るこの大ヒット・アルバムがリマスタリングされ、さらにデモやライヴ音源などを加えてリイシューされました。あ、日本盤のみレコーディング秘話などを本人が語ったドキュメンタリーDVD付きなので、断然そっちをオススメします。

 

 

PRISCILLA COOLIDGE Gypsy Queen A&M/ヴィヴィド(1970)

 続いては、リタ・クーリッジの姉であるプリシラ・クーリッジの70年作『Gypsy Queen』。ジャケからして溜め息ものの麗しさですが、夫ブッカーT・ジョーンズのプロデュースによるアーシーでグルーヴィーなサウンドも素敵な、レディー・スワンプの逸品です。2人のおしどり夫婦ぶりが微笑ましいし、憧れちゃいますね。

 

 

THE RUTLES The Rutles Rhino/ワーナー(2014)

 そして、私の大好きなラトルズの78年作『The Rutles』が日本盤でリイシューされたのも嬉しいです。〈史上最高のビートルズパロディー・バンド〉と言われていますが、私は〈本家より好きかも!〉とたまに本末転倒なことを思ってしまったり……。6月に奇跡の来日公演が行われるので、絶対観に行きますよ!

 

 

VARIOUS ARTISTS The Organisation Of Pop: 30 Years Of Zang Tuum Tumb ZZT/U/M/A/A(2014)

 最後はZZTの設立30周年を記念した2枚組のコンピ『The Organisation Of Pop: 30 Years Of Zang Tuum Tumb』。アート・オブ・ノイズフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド808ステイトといったレーベルの代表選手はもとより、世界初CD化となる貴重な音源も多数収録した充実の内容です。これはもちろんジョン君もゲットしていますよね!?

 

 と、こんな感じでこれからもいろいろと紹介していきたいと思っています。部員の皆さん、よろしくお願いします。

 

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