Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、10月10日~10月16日の週間アクセス・ランキングを発表します!

 

デビュー13年にして絶好調のLUNKHEADストーンズザ・フー的なロックンロールを鳴らすTHE BOHEMIANSといった邦楽ロック勢がワン・ツーをキメた今週のレヴュー・アクセス・ランキング。ここで注目したいのは、口に何を突っ込んでいるのかor口から何を出しているのか気になってジャケ写を拡大してしまった、3位に着けたダグラス・デアの2作目『Aforger』。Mikiki連載〈Next For Classic〉などで注目しているポスト・クラシカルの名門イレースド・テープスからの作品で、静謐なピアノや重々しくダークなビートに乗ったダグさんの思慮深さが滲む歌唱に引き込まれる、耽美な一枚となっています。

また、耽美派繋がりで言うと、7位のガラントも必聴です! 今年の4月に配信リリースされ、話題になっていた初作『Ology』がCD化されました。レヴュー記事内でも試聴できる、美唱の絡みにうっとりしてしまったジェネイ・アイコとのデュエット曲をはじめ、ヴォーカルの良さがとにかく魅力。〈単なる雰囲気ものでは終わらない〉の言葉通り、聴き応えのあるアルバムになっています。

さらに、5位にランクインしたパリのデュオ=プームも気になるところ。完全に紹介文通りの内容なので、ここでは何も言うことはありませんが……夜のパリを閉じ込めたようなサウンドと抑揚のない男女ヴォーカルが、煌びやかながら危うさも感じさせる一枚です。お洒落!