ポエトリー・スラムのシーンで活躍し、無名時代のアンダーソン・パークを見い出したスティール・ウールの主宰でも知られる詩人/作家のジョージ・ワトスキー。そのアンダーソンを大抜擢した前作『All You Can Do』から2年ぶりのアルバムは、引き続き音としても楽曲を成立させる意識で作られていて、エミネム風に捲し立てる語りをミュージカルっぽいサウンド世界が劇的に演出している。ジュリア・ヌネスらの客演も。