Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、2016年10月の月間アクセス・ランキングを発表します!

 

数多くの良盤レヴューがランキングを賑わせた10月。そのなかでブッチ切りの首位でゴールしたのはBiSHの最新作『KiLLER BiSH』でした! そのレヴューの熱さには、ファンならずとも聴きたくなってしまったでしょう。かく言う私も“オーケストラ”のエモーショナルなメロディーに絆されて、ミュージック・ビデオをリピートしまくりました。アルバム自体もストレートに物凄く良い内容です!

そして、最新のMikiki週間チャートで1位だったT.A.M.M.Iの初作が5位に滑り込み、ネット・シーン界隈でかねてより人気を集めるトラックメイカー・in the blue shirtの初フィジカル作が10位、METAFIVEの前座を務めるなどいま話題を集めるyahyelのタワー限定EPが12位と、勢いのある若手の作品が上位にランクインしているのも嬉しいところ。今後一層の飛躍が見込める面々だけに、いま聴いておくことをオススメしますよ。

また、サックス奏者のシャバカ・ハッチングスが、ブラウンズウッドから発表した初リーダー作が4位というのもびっくりです。スピリチュアルでアフロセントリックなアプローチはかなりクール! 時代が時代なら往年のブラック・ジャズストラタ・イーストあたりからリリースされそうな……とはいえ聴き心地はモダンな逸品で、個人的に今年のベスト・アルバムのひとつになりそうです。