クール・ミリオンフランク・ライルによる初のリーダー作。相棒のロブも鍵盤などで参加した本盤はユニットと寸分違わぬディスコブギーなダンス・アルバムだが、ゲストはライルの母国デンマークやUKのシンガーが中心だ。ギター・カッティングやトークボックスの音色が際立つアップ攻めで、キキ・カイトと現シックフォラミが歌うスタイリッシュな女声曲はディスコ黄金期の夜に連れ戻すかのよう。文字通りの快作。