アンジェロ・ペトラグリアのもとを離れ、マーカス・ドラヴスアーケイド・ファイアほか)とスタジオ入りした3年ぶりの新作。サザン・ロックなイメージはなくなり、モダン・アメリカン・ロックの王道を行くスケールの大きさや骨太さも持ちながら、メンバーがフェイヴァリットに挙げるジョイ・ディヴィジョン的なポスト・パンク要素をブレンド。決してキャッチーではないが、ジワジワと沁みるメロディー運びは流石だ。