Flower Notes
選ばれた6つの種子が、切なく咲かせる恋の花
創立105年を超える老舗・日本コロムビアが初めて開催した〈コロムビアアイドルオーディション2015〉をきっかけに、今年春に発足したアイドル・レーベル、Label The Garden。その第1弾アクトとしてseeDreamの名で活動する12名からさらに選抜され、このたびシングル・デビューを飾る6人が、Flower Notesだ。さっそく、カンタンな自己紹介から。
藤井愛願「モーニング娘。'16の佐藤優樹さんに憧れてます。ロック画面とかホーム画面にもしてるぐらい大好き!」
長澤佳歩「私は馬が好き、馬のお尻が大好きです! ドゥラメンテ(2015年春のクラシック二冠馬)のお尻、すごく綺麗!」
葉月ことみ「ダンス少女です! 13年間習ってたんですけど、ヒップホップのダンスをやっていたから、アイドルの可愛らしい踊りをするのが最初は大変でした」
湊帆洋「みんなからは〈優等生っぽいね〉って言われるんですけど、お勉強のほうはメンバーのなかでいちばん……(笑)」
高橋みお「話すときの滑舌が悪くて、よく噛みます(笑)。あと、最近はメンバーから〈雨女〉って言われてます」
木村咲彩「私は最年長なので、みんなに頼られてます……」
一同「えーっ!?」
歌、ダンス、そしてトーク(レギュラー番組「14☆少女奮闘記!」がKawaiianTVで放送中!)と、この半年あまりの間にスキルを磨いてきた彼女たちは、言わばアイドルの種(seed)から花へと成長したというわけだ。
咲彩「選抜とかってなるとグループ内で争わなきゃいけなくて、どれだけギスギスするんだろうと思ってたんですけど(笑)、思ってたほどはなかったです。私自身、戦闘民族のメンタルを持ち合わせていなかったので、安心しました」
帆洋「ひとりひとりが頑張らなくちゃっていう思いが強かったので、ここまでの間にみんなすごく変わったなって思います。ダンスも歌も成長してると思うし」
ことみ「歌って踊ってめちゃ楽しそうだなあって思ってたんですけど、トーク力もすごく必要だなって思い知らされました(笑)」
みお「番組ですごく鍛えられたよね。生放送だからとにかく何かしゃべらなきゃって」
そして完成したのが今回のデビュー・シングル“恋花”。タイトルからイメージできる可愛らしさや奥ゆかしさもありつつ、センチメンタリズムをほんのりと染み込ませた疾走感溢れるサウンドで、グループの意気込みを表したナンバーになっている。
佳歩「これまではキャピキャピしてる曲が多かったんですけど、今回はしっとり系のオトナなメロディーも入っていて」
愛願「こういうふうに切なさを表現する曲はいままでなかったので、雰囲気を出すのが難しかったですね。ぐっと胸にくる感じを表現するのが難しかった」
佳歩「あいねってぃ以外のメンバーはいままでソロ・パートを歌ったことがなかったんですけど、今回は初めて全員ソロをもらえて」
咲彩「〈叶わぬ恋……♪〉とか、思ってたのとは違う方向でビックリしたんですけど、切ない曲は大好きなので、個人的にはヨッシャ!っていう感じです」
ことみ「切ない感じだし、いままで以上に歌声に感情を込めないと普通の曲になっちゃうので、そこはすごく意識しましたし、ダンスも同じで、ここはひとつテンションを上げて踊ろうとか、感情の変化を考えながらやっていったので、そういうところにも注目して聴いてほしいです」
帆洋「歌詞の説明を受けたときに、seeDreamの“Seed of Departure”という曲とリンクしてる部分があって。seeDreamからFlower Notesに――種から花になってるっていうグループの成長をお見せできるようにもっとがんばらなきゃな!って」