今月の素敵音楽 from 2Dao and more!
のん(能年玲奈)の主演作としても話題を呼ぶ、第二次世界大戦末期の広島を舞台にした映画のサントラ。ピアノを中心とした上品な響きの室内楽が多く、激動の時代を真っ直ぐに生きる登場人物の清らかな心を映したかのよう。原作者のこうの史代と監督の片渕須直が作詞した主題歌“みぎてのうた”など、コトリンゴ本人のたおやかなヴォーカル曲も収録。
キャラの可愛らしい見た目に反した(?)スポ根展開がアツい「灼熱の卓球娘」より、声優ユニットがオープニング・テーマでデビュー。快活なギター・カッティングに始まり、怒涛のラリーの如く跳ね回るリズム、心を爽やかにスマッシュするサビと、何段階もブーストする曲構成は、スペクタクルな本編そのまま! 作/編曲は、カップリングも含めて田中秀和(MONACA)が担当。
伊藤真澄、ミト、松井洋平によるユニットが、劇伴も担う「フリップフラッパーズ」のエンディング曲をリリース。歌うのはGalileo Galilei作品への参加で知られる女性シンガーのChimaで、伊藤らしい転調づくしの不可思議なメロディーに透き通った歌声が馴染む、おとぎの国にまぎれ込みそうなナンバーに。ほか、軽快に弾むカップリングも。