スウィング盤やレア音源集など変則的なリリースが続いていたロビー。このアルバムはファンの渇望感に期待以上のカタチで応えてみせた娯楽大作です。カイリー・ミノーグとの“Kids”を思い出させるシンセ・ポップ、80s調のハード・ロック、復帰直後のテイク・ザットみたいなバラードなどのヴァラエティーで圧倒し、〈モンタギュー家とキャピュレット家〉使いのロシア舞踏曲にて彼らしい悪趣味の極致へ。重量級の聴き応え!