Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、12月12日~12月18日の週間アクセス・ランキングを発表します!

 

今週の首位は、ソランジュの8年ぶりとなる新作『A Seat At The Table』。海外メディアの年間ベスト企画では軒並み上位にランクインするなど、すでに高評価を獲得していますが、可憐さと芯の強さを併せ持つ歌声と丁寧に練り上げられたサウンドはまさに極上の一言。tofubeatsのbounce連載〈tofubeatsの棚の端まで〉でも〈現れては消えるシンセサイザーや生楽器のサウンド・デザインがとても素敵〉と絶賛されていました!

そして、ソランジュに親指を上げたリスナーは3位のジョーンズ『New Skin』も聴いてほしい。ロンドンを拠点に活動する女性シンガーの初作で、憂いを帯びた歌声が耳を惹きます。端正なプロダクションはソランジュと共振しつつも、ポーティスヘッドシャーデーを彷彿とさせる仄暗さを堪えたダビーなサウンドは、やはりイギリスならではと言えそうです。

また、箱庭ポップ好きは4位のyoji & his ghost band『Angry Kid 2116』を要チェック。寺田耀児のソロ・ユニットによる2作目で、井手健介滝沢朋恵ムーズムズyatchiら個性派ミュージシャンらをゲストに迎え、色彩豊かなサイケ・ポップを奏でています。2017年1月21日(土)に東京・渋谷7th FLOORで開催される同作のリリパには、小林うてな × 化けぐるみオールスターズAlfred Beach Sandalとナイスな面々が顔を揃えているので、気になった方はそちらもチェック!