ちょっと不思議な魅力を持つバンドがドイツから登場。ロジャー・ニコルスら60年代のソフト・ロックと80年代のネオアコをブレンドしたような清々しいサウンドが胸を躍らせてくれるが、それ自体は珍しくない。けれど、全曲ドイツ語の歌詞であることや、ケンジ・キタハマなるヴォーカリストの日本的情緒を湛えた歌が、他に類のないキッチュな個性を確立している。しかも楽曲のレヴェルは相当に高いので要チェック!