カリフォルニアで絶大な人気を誇る3人組が、この5作目でカルトへ移籍。プロデュースはレーベル・オーナーでもあるジュリアン・カサブランカスストロークス)が担当し、みずから〈ビーチ・ゴス〉と名乗るサイケ・ガレージ+レゲエ風味な独特のいなたいサウンドに、リッチな厚みと洗練が備わった印象だ。でも、ヒッピー感丸出しのしゃがれ声は相変わらず激しくダーティーで、そのミスマッチ具合がカッコイイ!