初期のブレイクビーツ・ファンクから徐々に広がった音楽的な幅はこの4作目で最大に。サンプリングと生音を駆使し、ジャズ・ファンクからノーザン・ソウルシンガー・ソングライター風、スウィンギン60sモンドラウンジまで、ヴィンテージな感触を通底させつつサウンドはカラフルに開花している。ライブラリー音源も制作する彼らしく〈広告のための音楽〉なる表題で自身の多彩さをアピールする、耳に楽しい音の見本市!