年明けに新作リリースを控えるティコのドラマーであり、かつてはコム・トゥルーズのバックも支えていたローリー・オコナーのプロジェクト。この3作目はボーズ・オブ・カナダが生バンド化したような仕上がりで、有機的かつ肉体的なグルーヴに圧倒されっぱなしだ。ただフワフワしているだけじゃなく、隙を突いてアクの強いアナログ・シンセやギターが主張してくる展開もなかなかスリリング。ひょっとすると物凄い才能かも!