約2年半ぶりの新作。グッチ・メインを招いたトラップ調の“Happy Hour”などで現行モードを取り込みつつカントリーにも接近した多彩な内容だが、前作で好相性を見せたジェラルド・アイザックが中心となって制作した楽曲にはジョリオン・スキナーがペンを交えた従来のジョーらしい実直なバラードも含み、情熱的に歌い込んでいく。アデル“Hello”のカヴァーやオーティス・レディング名曲を再構築したアンセムも快演。