monaから初作を発表した3人組が、2年半ぶりに送り出す初フル・アルバム。フォーキーでエレクトロニカな叙情溢れるサウンドが基調だが、骨太なソングライティングと歌唱にも耳を奪われる。ソウルの意匠を持ち込んだ楽曲も印象的で、ファンク・ロックな“Deadstock Walking”、アーバンな風合いの“ホミニゼーション”、校庭カメラガールに提供した“Where the Wild Things”のセルフ・カヴァーあたりのグルーヴが気持ち良い。