オジー・オズボーンの右腕として活躍するガスGのリーダー・バンド。祖国ギリシャのチャートで1位を獲得した前作から5年ぶりとなるこのアルバムは、〈ペルシア戦争〉を題材にギリシャ人の誇りを感じさせるコンセプト作品だ。哀愁たっぷりなガスGのギター・パートがとにかく素晴らしく、ヘニング・バッセの骨太ヴォーカルとやり合う瞬間は鳥肌モノ。欧州メタルの伝統と様式美に対するただならぬ愛が溢れているぜ!